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技術活用法をビジネス側から考えるワークショップ にモデル企業として参加しました

7月30日 (火) 19:30~  DMM.make AKIBA と Co-cS株式会社様が主催する


TECH VIS~技術活用法をビジネス側から考えるワークショップ~

に、技術系スタートアップ企業のモデルとして参加しました。


今までのイベントとは、少し異なる参加形式


イベントの告知サイトでは、以下の様に紹介されておりました。

こちらのイベントは、ビジネスパーソンは先端技術の「何」を知っておくべきなのか?何を知ることで、エンジニアとビジネスパーソンのコミュニケーションを円滑にする?を学ぶワークショップです。

ビジネスパーソンが知るべき先端技術の見極め方を、DMM.make AKIBAの技術系スタートアップ企業の「特殊な性質を持つ最先端モーター」を題材にワークショップを通じて紹介します。

ここまで読んで、あれ?と思った方、いらっしゃいますよね。

そうです。


今回は、講演者として参加したのではなく、【教材】として参加させていただきました。


【当日タイムテーブル/Time schedul】

18:45〜DMM.make AKIBAツアー(チケット購入者のみ) 19:00〜開場 19:30〜19:40 オープニング 19:40〜19:50 今回のTECHインプット ・ 技術の活用をビジネス視点で考えてみる   今回テーマ「最新モータ」※実際の技術スタートアップのプロダクトです ・モータとは?    -モータの機能   -最新モータの特徴 19:50〜20:35 グループワーク 「最新モータはどんなビジネス応用できる?」   -グループワーク(どんなニーズに対応できそうか?/どんな用途に使えそうか?など)  -グループワーク発表 20:35〜20:45 スタートアップ紹介 ・今回のテーマ提供のスタートアップ紹介 20:45〜21:00 まとめ ・Tech Structureの有用性 ・Co-cS紹介 21:00〜21:45 交流会


今回、話をもらった時点で面白いワークショップだとは思っていました。

そして、どんなきっかけであれ、将来、起業を考えている方や、今、まさにものづくりの現場にいる意識高い系の方々が、弊社の技術力や商品を使って『何ができるか』を考えてくれるというのは、とても興味深いですし、とてもありがたいことです。

主力商品の超音波モーター

もしかしたら、我々自身では考えつかないアイディアや意見、普段は想定していないような質問が出てくるかもしれません。


技術活用をビジネス側からみるワークショップ


冒頭で書いたことは、弊社の様な開発側、作り手側の立場から見ると、


『面白い技術を持っていても、ビジネス側とのコミュニケーションがうまくできていないと、商品開発や販売のスピードが上がらないよ。うまくいかないよ。ビジネス側の意見を見いてみなさいよ』


と言われている気もします。

その辺、弊社は大丈夫だと思っているのですが、なんにせよ、 弊社のことも多田のことも、超音波モーターのことも知らない人が、平日の夜に、秋葉原に集まり、議論をしてくれる。

新しいアイディアをいただける場、新しい考え方に触れられる機会は弊社にとってとてもありがたいです。


でるか、瓢箪から駒!


イベント趣旨、製品概要を説明いただき、 グループワークスタート


PROFILE重枝 真太朗 様

Co-cS(コークス)株式会社 CEO


初対面の方たちが弊社の製品について色々な意見を出し合ってくれています。



写真を撮りながら会場を回っておりましたが、皆さん真剣に 議論してくれてとてもありがたかったです。


口に出せないので、 「ありがとございます」と言っているつもりでシャッターを押し続けました。


グループワークの後は各チームのアイディア発表

多田は若干、緊張の面持ちでその時を待ちます。



1組目:魚釣りのルアー



魚釣りが趣味と言う方が企画してくれた自動のルアーに使えないかと言う案です。


現在、魚群探知機に検知されない低温のエレクトロニックモーター というものがあるらしいのですが、

高いものだとGPSがついて40万位するようです。

発表が終わった後、多田のコメントが求められるのですが、 多田の見解は、

気密性の問題をクリアできればこれはできるかも!

ただ、その問題がめちゃめちゃ難しいらしいです・・・


2組目:医療現場で使えるパワースーツ



非磁性という特長を生かしてMRIの中でも使えるものは喜ばれるのでは? モーターは小型化しているから持ち運びやすいしと、なかなか製品の特長を理解していただいている提案です。


これに対して多田の見解は、


この話も過去に出たことがあるのですが、医療系パワースーツは、決定権者の受けは良くとも、現場からNGが出るのです。


これは、患者家族の感情という問題の様です。 パワースーツは重たいものを持つには適していますが、早く走るのには適しておらず、ナースコールや緊急時の呼び出し時に これをつけてガチャガチャつけて歩いてくるとあまり良い感情を与えない様です。

身一つで走ってきてくれるほうが嬉しいという至極当たり前のことですが。


3組目:非通電時でも動かない特性を利用してエレベーターの駆動制御



凄く専門性の高いアイディアでした。 所謂、エレベーターの電源が停電などで共有が止まると、現在の仕組みではブレーキをかける 仕組みを組み込むのですが、超音波モーターであれば電気が止まった瞬間に固定されるため、このような仕組みを外すことができると言うものでした。


これは実現できます。でも開発にお金がめちゃめちゃかかりそうですね。

だそうです。


グループ発表後、多田のプレゼン

改めて、会社の成り立ちから今までの活動、モーターの特長について紹介させていただきました。



懇親会

DMM.make AKIBAのイベントは終わった後に、話がよりすすむよう飲み物と食べ物を提供してくれます。



DMM.make AKIBA様はモノづくりをテーマに色々な企業をサポートしてくれますので、 技術に自信はあるけど、今までプロモーションをやったことが無い企業、市場とものづくり企業の橋渡しをしたい企業、 従来の常識を破ってみたい企業様にはお勧めです。


このイベントを重枝さんとともに企画したDMMコミュニティーマネージャーの上村さんにお話を伺いました。



私達、DMM.make AKIBAでも技術者とビジネスレイヤー側の方々が、円滑に共通意識や言語を持てていないことは課題の一つとして見ていました。


特に製品やサービスの核となる素晴らしい技術を持つスタートアップと、それを自社ビジネスと組み合わせたいと考える企業の間に距離や溝が存在しているのは事実だと思います。もちろん、これ以外にも課題はありますが、その解決の一助になれないかという思いは常にありました。

このような背景から、今回のイベントのように技術側とビジネス側の関係性やコミュニケーションを「滑らか」にするための企画は協業を加速させる上で、非常に重要な位置づけにあると思います。

Piezo Sonic社のような次世代の技術を保有する企業様を、より多くの方に知って頂き、その上で、技術側とビジネスレイヤーの両側面から、一緒に活用方法を考えていく今回の形式は素晴らしい試みとなりました。


今後もDMM.make AKIBAはさまざまなプレイヤーの方々にとって課題解決に繋がる機会を学習の場と合わせて開催していきます。


とのことです。

こちらのイベントはこの先も開催される様ですから、参加したい人も、題材として取り上げてもらいたい企業様も、興味のある方はぜひ、DMM.make AKIBA様まで問い合せをしてみてください。


まとめ

DMM.make AKIBA様、CO-cS様、ご参加いただいた皆様、本イベントでは大変お世話になりました。


ご提案を頂いたアイディアが製品化された際には、ぜひ報告とお礼をさせてください。 そして、お買い上げ、お待ちしております。


21時 気が付いたら、多田はすでに新しい打ち合わせ中



行動、仕事に対する姿勢、いつでも背中で僕らを引っ張ってくれます。



でも、社長、今日は僕帰ります。お疲れ様でした。

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